禿げシミュレーションver.1.2
前回のシミュレーションver.1.1のアップデート版ですよ。
禿げシミュレーションについてはこちらをご覧ください。
変更点
洗髪による脱毛を実装
自然脱毛だけではなく、洗髪による脱毛を実装しました。
洗髪による脱毛は50~70本/日とのことなので、50/100,000(0.05%)の確率で髪が抜ける機能を追加しました。 SSRキャラです!
シミュレーション開始
初期値
初期値の変更はありません。
- 髪の毛はすべて3.0mm
- 各髪年齢はランダムで割り当て
- 各髪にヘアサイクルを割り当て
- 毛量は10万本
シミュレーション結果
禿げる人は成長期間が少ない(数か月~1年)ようなので、 今回は成長期を変更したものと比較してみました。
濃い青のグラフは成長期が4~6年、薄い青のグラフは成長期が6ヵ月~1年です。 通常の成長期間のものは約314.1mmで推移、成長期間の短いものは58.9mmで推移しています。
考察
成長期間に関わらずグラフが長期にわたって下がることはない
禿げるグラフは下に下がっていくものと思っていたがどうやら成長期間の如何に関わらず、成長期間が固定されていれば グラフが下がることはないようです。 成長期間は毛量の最大値(収束値)に関係があり、最大値の大小で禿げか否かが決定するようです。
禿げるとは、徐々に各毛の成長期間が狭まっていく現象と予想されます(グラフの点線)。
洗髪による脱毛を実装したことによる変化について
前回、自然脱毛数は平均53.5本/日でしたが、洗髪による脱毛を実装したことにより脱毛数が平均81.5本/日になりました。 100本/日脱毛をなかなかイイ感じにシミュレートできたと思います。
成長期間が少ない場合の脱毛数
今回、成長期間を単に6ヵ月~1年に変更することにより成長期間が少ない場合をシミュレートしました。 これにより、休止期間が相対的に長くなりライフサイクルの38.3%~45.2%となりました。 通常この期間はライフサイクルの10%ほどらしいのですが、禿げる人も同じ割合なのかは不明です。今後調査します。
これにより、脱毛数は平均374本/日となりました。
ver.1.3に向けて
次回アップデートでは、徐々に成長期間を狭めていくとどうなるかシミュレートしてみようと思います。 実際の「禿げる」に近い現象が観測できることを期待します。